28才の初恋

7-7

「そ、そうなの。そういう事を気軽に頼むって……小島ってさ、その……い、池田クンと……付き合ってるの?」

 非常に心苦しいが、ついに質問してしまった。
 まるで血を吐き出すような気分だ。
 というか、私の胸元辺りのお湯が少し赤いけど……若干、言葉と一緒に血も出たかもしれない。

 私の質問に、小島はキョトンとしている。

 あまりに見当違いの質問だったのでキョトンとしているのか、それとも……質問が図星だったので返答に困っているのか。

――小島の表情だけでは答えが読めない。

 どう考えたものか、小島の答えを聞くまではヘタなアクションも取れない。

 まあ、付き合っているとしても、素直には喜べないし。
 付き合っていないことが分かってもヘタに喜ぶようなリアクションも出来ないけど。
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