28才の初恋

7-15

「――大丈夫ですかぁ?」

 私が目を覚ました場所は……布団の上だった――頭がガンガンと痛む。
 上から小島が心配そうな顔で覗き込んでいる。
 頭がヒンヤリと冷たい……濡れタオルが乗せられているようだ。

「あの……私、どうしてここに?」

 おおかたの事情というのは覚えているのだが、どのような経緯でここまで運ばれたのか、それが知りたくて小島に聞いてみる。

 ひょっとして、私が大樹クンに豪快に裸を見せた挙句にぶっ倒れたということが……みんなに知れ渡っているのだろうか?
 もしそうだとすれば、この場で軽く舌を噛み切れる。
 
――それぐらいに恥ずかしい出来事だ!

 それだけではない。自分でも分かる程に大暴走してしまったのだ――今度こそ大樹クンに嫌われてしまったかも知れない。
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