あの丘の上で【下】


俺の足音に気付いて、ゆき姉ちゃんが振り返った。


「…海くん?」


「ごめんなさい、ゆき姉ちゃん。」


それ以外どうすることもできなくて、ただ深く頭を下げた。


「海くん…?それに、藤井君と、…お父さん?」


お父さん、の声は震えていた。

< 68 / 167 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop