君と星空の彼方
☆fifteen☆腹黒男の能力
放心状態…っていうのかな。


あの後夜月は何事もなかったかのように気持ち良さそうに眠って…

濡れたタオルだけおでこに置いてから私は部屋に帰った。


ミズキも帰ってこなかった1人っきりの部屋は、私が電気を付けないせいで真っ暗だ。



その中でベッドの中で、丸くなって1人泣いている私。



……もう泣き止んだけど。



ずっと泣いてたせいか泣き疲れちゃって、いつの間にか泣き止んでた。


夜月とのことや、今までのみんなとの対応を考える度に胸が痛むし苦しいけど…


みんなとはこれからも何も知りませんよー!って感じで接すれば良いのかなぁ…


とか思ったり…




しない。

こんな風になんて、まーーったく思ってないっ!



私は私だよ。私はホシノなの。

『ゆり』って誰なのよ!そんな聞くからに可憐で女の子らしい子とこんな私のどこが似てるっていうんだー!




「あーーー‼︎もう…イライラする‼︎」



ベッドからビュンッと飛び起きた。




こんなんでへこたれるホシノ様じゃないのだっ!




……聞こう。


峯浦先生は教えてくれなかったけど…

いざとなったら、この学園全員に聞いてもいいんだから!






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