君と星空の彼方
☆twentythree☆始まった戦い
「んー!おいしぃー!」

「もう、お腹いっぱい!」



今は訓練前の朝食タイム。


今日はレストラン、選択は洋食です。



ミズキと約束して来たココは、前1回来たことあるんだけど…とっても美味しいの!



サラダには生ハムがふんだんに使われてるし、ワッフルはほんのり甘くて最高だし、
カフェオレは良い匂いがするし、フルーツはみずみずしくて新鮮!

新しく見る料理や食べ物もいっぱいあるんだ。




お腹いっぱい食べて、もう満足!


けど…私は心の中では慌てていた。


多分、ミズキも。



だって今日は…いにしえの祭り最終日なんだもん。

もし何かがあるなら今日。



いや、絶対に今日、何かが起きる。




ムルが昨日、私たちに言った言葉が離れない…




『戦いは明日の可能性がとても高いです。

もし戦いが起きなくても、何か起きるなら、明日のはずです。



明日は訓練の前に…城へと行きましょう』





何かが起きるなら、今日。


高確率で戦いも今日。




この数日で私はメキメキと成長した。


能力にも大分慣れたし、ミズキとまともに戦うこともできるようになった。



けど…まだ神たちに比べれば、とっても弱い。




私たち1人1人が神1人1人と戦えばやられるのは目に見えていた。




だから、ムルが考えた作戦はこうだ。








< 401 / 475 >

この作品をシェア

pagetop