気づけばキミと恋に落ちて
え、エロイっ…⁉︎このわたしがっ⁉︎


いやいや、和歌ちゃん‼︎あ、さては和歌ちゃんも酔っ払ってるな?うん、そうだ。きっとそう‼︎


「まったく…。和歌ちゃんも、みんなも心配しすぎ。ほら、はるちゃん?行くよ」
「あ、はい。和歌ちゃん、せっかくの送別会だったのにごめんねっ…」


何度も頭をペコペコ下げると、和歌ちゃんがクスッと笑った。


「陽美さん、オオカミさんにはじゅうぶんに気を付けてくださいね?それと、ランチしましょうねっ‼︎」
「えっ、あ、うん…」


いや、わたしが返事したのはランチのほうなんだけど…。


なんだか曖昧な返事しか、できなかった。


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