~続~ 天然無自覚と俺様くんの同居



「けれど俺はこの猫の雪ちゃんより、そっちの由季ちゃんの方が好きかな…」


「え?は、羽柴くん!?急に……」



羽柴くんはクスリと笑いながら私を見た。



「だって俺由季ちゃん大好きだもん!」



そう言って羽柴くんは私に抱きついた。



「きゃ!は、羽柴くん!///」




私は頬に熱を感じながら羽柴くんを見るが、羽柴くんはにこにこしていた。



「ハイハイ…もう、お二人を見ると昌に会いたくなるじゃんかぁ…隣のクラスだけど…」


夏実は頬を少し赤くしながらポツリと呟いた。

< 14 / 431 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop