このよでただ、独りだけ

アレクシア、9歳

アレクシアは9歳になり、学校に通い多くの人々と触れ合った。

勉強が得意で物知りだったアレクシアはクラスのちょっとした人気者で。

クラスメートらに毎日のように遊びに誘われていた。

アレクシアもその誘いを喜び、友人と遊ぶことも多かったが一週間に一度は必ず図書館に行くために遊びを断っていた。

アレクシアは図書館に行けるようになった9歳の誕生日からそれを習慣にしていたからだった。

「アレクシアー、ちょっと待ってよ」

そして、そんなアレクシアには一人の親友がいた。

彼女はコゼットという名前で、アレクシアと同じくらいに物語を愛する少女であった。

彼女とアレクシアはこの図書館で出会った。

アレクシアが読もうと思っていた本をコゼットが借りていて、いつも一人で図書館にいるアレクシアを気遣った司書がコゼットにアレクシアを紹介したのだ。

アレクシアがどちらかといえば大人しい性格だったのに反してコゼットはいつも明るく元気な性格で、二人はお互いにないところを認め合い友情を育んでいた。
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