このよでただ、独りだけ
コゼットに半ば引き摺られるようにして彼女の住まう部屋に放り込まれ、アレクシアは頬を緩めた。

昔からコゼットにはこんな強引なところがあったなぁ、と。

アレクシアがコゼットの家に初めて泊まった時の記憶である。

コゼットははしゃぎ、くだらぬことで何時間も話し。

二人は散々夜ふかしをした結果、次の朝に大寝坊をしたのだ。

ふふ、とアレクシアは忍び笑いをする。

懐かしく、輝かしい思い出の一つ。
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