隣まちのキミ。
トモダチ
休日は家からほとんど出ない。
インドアな私。
ベットの上でひたすらゴロゴロしたり携帯をいじる。
この時間が何より幸せだったりする。

♪~

「ん?」

あるサイトからの通知が1件。

“ひま。誰か応答せよ”

と、メッセージ。

とりあえず、私も暇なので気軽に返事を送ってみた。

“こちらも暇だ”

♪~

すると、すぐに相手から返事がきた。

“お、応答したか。何歳?”

“高2”

♪~

“お。1つ上か。よろしく、先輩”

どうやら、相手は私の1つ下の高1らしい。

♪~

私が返事を送る前にもう一件続けてメッセージがきた。

“通話してい?”

“いいよ”

♪~

サイト内で通話ができる。その機能を使って、その人から着信がなった。

「…もしもし」

「え?あ…女!?男だと思ってたわ笑」

どうやら、文章のやりとりで、私の事を男だと思っていたらしい。
そして、私も相手が男だと認識する。

「俺は、風間 遥斗。先輩の名前は?」

「私は、宮本 ゆき。」

これが、彼との出会いだった。











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