恐怖日記
やはり、市場には誰一人もおらず。
しかも、市場には電気もついておらず真っ暗だったらしく。

父は心細さも感じながらも、その市場の事務所へと入ったそうだ。
その事務所には、社員専用の温泉があるらしく。

そこに父は入ろうとしたとか。

だが、温泉へと向かうと、誰一人おらず、シーンとしていた。
電気もついておらず、そこの奥に浴槽がポツンとあったそうだ。
あまりにも不気味だったらしく。

「う・・・風呂入るのやめよ・・・・」

父はそういって、そこから出たそうだ。

そして、事務所にもいるのも嫌だったのか、トッラクの中で資料の処理をしていたそうだ。

その時だった―――
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