【完】私の彼は純粋くん。


「麻十からプリとりたいなんてビックリした。」


笑いながらそういうと、麻十はほっぺを赤く染めながら


「いや、ただ鈴に対抗してただけっていうか...」


なるほど。
まぁそんなことだろーと思いましたよ。




『最後に記念写真!!』


機械からそんな声が聞こえる。
突然、腕を引っ張られると麻十の顔が目の前にあった。


「琉李...



大好き。」


そういって私にキスをしてきた。


あとで大と鈴にプリクラを見られ、からかわれたのは言うまでもない。


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