放課後は図書室で甘い時間を

一体、何が起きたの…?
目がくらくらする…。

頭をいろいろと整理しつつ、まわりを見回すと、


え…?
何で……私…床に寝てるの…?


目の前には、私の両腕を拘束してる日向が至近距離に…、


「ひゅ……が…?」


何がどうなったの…?
え……ちょ……どうなってるの……?


私……私…もしかして…


押し……倒され…た?





「俺が今一番食べたいもの……何だか分かる?」





少しだけ、意地悪く微笑んだ日向の瞳は、どこか熱っぽくて。










< 180 / 236 >

この作品をシェア

pagetop