放課後は図書室で甘い時間を
「捕まえたっ。」
「えっ…あ、あのっ…」
「おはよ。」
「おはようございます…ってもう午後ですよ?」
先生は、あくびをしつつも柔らかい笑顔で。
窓からさしこむ日の光が色素の薄い先生の髪の毛を照らす。
ほわほわな日の光って、先生にぴったりな気がする…。
「…先生、いつまで手握ってるんですか。」
「んー?ずーっと。」
「…離してください。お昼ご飯食べれなくなっちゃいます。」
そう言ったとき、先生は「あ。そっか。」と思い出したかのように呟き、握っている私の手を名残おしそうに離した。