Snow-White




何だか涙が溢れそうになって、必死に涙を我慢した。




切なくなって…




温かくなって…




ねぇ、由樹くん。




その歌って…




由樹くんが歌い終わると、観客から歓声が。




Yuki「有難うございました!」




Saku「皆、Yukiの歌はどうだった?ねぇ、Yukiどんな想い込めて作詞したの?」




朔斗くんがそう聞くと、由樹くんは私の方を向いた。




たくさんの観客の中、視線が重なった。




Yuki「好きなのに何もできないし、傷つけちゃったし、嫌われちゃったかもしれない。けど、やっぱり好きで俺が笑顔にしたいって…」




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