Snow-White
暫くして、少し落ち着いてから部屋に戻った。
「寝よっか。」
「…うん…」
そして電気を消して寝た。
ダブルベッドだけど、なんだか悲しくて、少し離れて寝た。
瞼を閉じれば、また、涙が溢れそうになる。
由樹くん…
翌朝。
「………!!」
まだ少し眠くて重い瞼をこすって目を開けると、由樹くんに抱き締められていた。
なんで…?
「…真白…ちゃ…」
寝言で私を呼ぶ由樹くん。
抱き締められている身体が熱いよ…