Snow-White
すっかり空が暗くなった頃、家に戻った。
「もー!遅いよー!どこに行ってたの?」
そう頬を膨らまして心配する真白ちゃん。
やっぱり愛しい。
「真白、紙と鉛筆持ってこい。」
煌輝さんはそう言ってリビングに行った。
そして真白ちゃんが持ってくると…
「由樹は風呂掃除してろ。」
……………。
はい?
「いいから風呂掃除!!」
風呂掃除がプレゼント?
まぁ、煌輝さんにはすごくお世話になったし…
そう思いながら、俺は風呂場に向かった。