奇跡の歌姫【上】




「もしかして、utaさんですか?…昔、ご家族四人で良くいらっしゃった。」


隅に寄って、熱を冷ましていると、そう声をかけられた。


その言葉に驚いて声の方を向くと、ホテルの従業員さんと思われるおばさまが、涙を溜めながら立っていた。


< 330 / 494 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop