奇跡の歌姫【上】




自分の顔と耳が熱くなっていく。


あ、これ、バレるかもしれないと思った時にはもう遅かった。



「…図星なの?」



3人がポカンと私を見た。


その問いに何て答えても墓穴を掘りそうで、黙ったままでいた。



「…愛歌ちゃん!可愛い!真っ赤だよ!」


「いつ好きになったの!?」


「本当に…?」



3人が3人、それぞれ違う反応だ。


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