カッコイイオトコ
ギュッと目を閉じてプルプル頭を振っていたら。

人の気配を感じて、そっと目を開けてみた。

チラッと顔を横を向けて……。

急いで、顔を前に戻した。


……な、何だか、怖そうな人が隣に立ってる……なぁ。

短めの茶髪に、銀のメッシュが入ってるんですが。

首輪……あ、チョーカー? もつけてるよ? ……怖そうだよ?


もう一度、目線だけを右隣に向けてみる。

私よりもかなり背が高い。

私の身長が低いせいか、背が高い男の人が傍にいるだけで、何だか息苦しくなっちゃうんだよね。

この人も待ち合わせかなあ……。

は、早くどこかに行ってくれないかなあ……。

左手首の腕時計を見て、待ち合わせ時間にはまだあと10分あることを確認する。

うう~、早く来すぎちゃったんだ。

ハルカ、早く来て~!


と、心の中で叫んでみたけど、ハルカは来ないし、隣の人も動く気配がない。

もう一度、右隣をチラッと見た。
< 6 / 158 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop