☆願い事☆
その日の放課後
「亜紀帰ろう。」
用意ができた拓真はドアの前に立って私をよぶ。
「うん!!」
呼ばれたことでつい張り切って声を出してしまった。
「昨日ね、好きなアーティストのコンサートだったんだ・・・。」
でも、笑っていた拓真の笑顔は私に向けられたものじゃなかった。
「美香ちゃん髪の毛きった?」
「今日もかわいいねー!」
とか他の子への笑顔だった。
「あ。ごめん。なんの話だっけ??」
「あ。なんでもないよ?」
「亜紀帰ろう。」
用意ができた拓真はドアの前に立って私をよぶ。
「うん!!」
呼ばれたことでつい張り切って声を出してしまった。
「昨日ね、好きなアーティストのコンサートだったんだ・・・。」
でも、笑っていた拓真の笑顔は私に向けられたものじゃなかった。
「美香ちゃん髪の毛きった?」
「今日もかわいいねー!」
とか他の子への笑顔だった。
「あ。ごめん。なんの話だっけ??」
「あ。なんでもないよ?」