一人になるということ
「よー!おーはよっ!みーつーきー!」

「あぁ、なんだ、小野寺か朝からうるさいのはお前くらいだなー」

「うわっ、ひどっ、俺傷ついたー」

「メンタル弱っ!」

声をかけて来たのは俺と同じ2年で同じ弓道部の小野寺洸だった。

「で?どうしたんだ?」

「おー!そうだったそうだったー!忘れてたぜテヘッ☆」

「ごめん、ちょっと吐いて来ていいか」

「洸君は100のダメージを受けた…」

「メンタル弱っ!それに自分の名前に君つけるのやめろ、気持ち悪い」

「はははは!いつも通りナイスツッコミだな!」

「はいはい、それで用件は??」

「そーそー、お前恋羽と付き合ったんだって??」

「…………………………………」

「あー、えーとー、もしもーし?」

「誰から聞いたあぁぁぁぁ!!!!///」

「皆知ってるっての!そんでそんで??どんな感じなんだよー!」

「べ、別にどーもこーとねーよ!///」
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