一人になるということ

「よし！だいぶ綺麗になったな！」

「小野寺って意外と掃除出来たんだな～もっとがさつな奴だと思ってた～はははっ！」

「グサッ、俺ってそんな風に見えるの！？」

いつものやり取りが出来るほど未月は元に戻っていた


いや～良かった良かった～


「明日からはちゃんと学校に来いよー！」

「わかってるって！じゃあな！」

俺は未月と別れた後自分の家に帰った


「はあ～あ～未月があんなに恋羽が好きだったのか…それじゃあ俺の入る隙なんて無いな～」

「俺も好きだった……でも…未月になら負けてもいいや…」



俺はそう独りで呟いた