ずっと君が。〜好きな人の相談相手っ?!〜
『どうしたの?』
誰かが、私に向かって言う。
だれ…なの…??
なぜか上の方がぼやけていて、顔だけが見えない。
『それなら、そこの角を左に曲がればすぐだよ。』
そう言って、目の前の人は
私に優しく微笑んだ。
あれ、この笑顔………
それに、この声………
…まさ…と…??
この前私の家に送ってくれた時みせてくれた
『おう!』
こう言ったときの真人の笑顔と
頭の中の優しい笑顔が
ぴったりと重なった。