就職した会社がめっちゃカオスな件について
因みに、細かくとはな。








得意先から発注書がくる。
(主にファックスやけど、たまに襷苳さんから裁断が終わってから口頭もある)



発注書のコピーを襷苳さんに渡す。
(襷苳さんは不要ちゅーたけど、あれ以来(Chapter371参照)一応渡してもなんもゆわんけど、必要なんやろか。)



発注書の単価を消してコピーし、裁断屋へ表書き(念の為に、発注書ナンバー、商品名、注文枚数、注意書を書いたん)を付けてファックスする。



念の為、裁断屋にファックスした履歴を残す為にクラウドへ入れる。
(届いとらんとか送ってないやろとかぬかされたら困るからな)



発注書をクラウド(得意先別→商品別に分けたフォルダへ、名前を分かりやすいもんに変更して)に入れる。
(因みに、過去の分もノートに書いとった時代のも全てノートを含めた発注書など全部クラウドに入れたった!)



発注書を元に販売ソフトに原価一覧を入力出来る(組立て)機能に、商品名、得意先コード、単価、発注書ナンバー、未納(検索しやすくする為に)、在庫管理用の商品コードを入力する。(組立ては事前に登録した商品コードで管理する為、登録作業も必要)



発注書を元に、在庫管理用の商品コード(年月日〇〇みたいな)を作る。
(コードを見ただけで発注日と商品名と得意先が分かる仕様にした)



発注書をファイルに綴じる。



付属が届いたら、付属を納品書と付き合わせる。
(乱雑に入っとるんを整理整頓しとったんやけど、無意味やみたいやから今は数が合っとるかだけしとる。)



発注書に書いてある付属一覧に丸を付ける。
(襷苳さん達は管理せーへんくせに、自分らが確認したいが為にうちの負担でするはめに)



数え終わった付属を襷苳さん達に渡す。
(一声かけても、そこに置いといて(忙しいから)、けど、うちにはすぐに数えろゆーくせにな。)



納品書をクラウドに入れる。
(紛失する襷苳さん達対策)



裁断が済んだら、不足分の付属を注文する。
(紛失する襷苳さん達対策)



発注書に裁断枚数を記入する。
(管理せん襷苳さん達に聞かれた時対策用)



裁断を仕入れと組立てに入力する。
(誰にもゆわれとらんけど、うちは原価率知りたいから、うちの独断でしとるけど、こいつらはせーへんやろな)



裁断屋から戻ってきた生地の納品書や裁断屋に送ったファックスも戻ってくる(襷苳さん曰く、裁断屋は残したくないからやて)から、(襷苳さんの文句対策で)念の為にクラウドに入れる。



刺繍やプリントが入る時は、枚数を数え納品書を付けてそこへ送り、返ってきたらまた数えて襷苳さん達に渡す。



付属が蜀仙が注文する分なら、要尺を計算して必要分だけ注文をする。
(襷苳さん達は足りひんで、出荷出来ひんで、だけやからな)



注文した付属が届いたら、確認して襷苳さん達に渡す。
(支給か蜀仙注文かなんて襷苳さん達は関係ないちゅー態度やけどな)



釦屋に行くこともあるさかい、その段取りもする。(襷苳さんが適当に持ってて渡すさかい、釦紛失が多発!しかし、その度に、襷苳さんからはうちからもらった釦の入った箱、釦屋に渡しただけやからそんなん知らん。って文句を聞きながら得意先に謝罪して紛失した釦ももらわなあかん。)



内職さんの伝票がきたら、仕入れと組立てに入力する。(発注書ナンバーがなく商品名のみの為、同じ商品がいくつかある場合、いつの発注分かも見極める。書くちゅーてたん、襷苳さん達やねんけどな)



襷苳さんや番濡雌さんや古妬さんに、あれやこれや聞かれることに、発注書を見ながら答える。(発注書見たら解決のんばっかり。)



得意先からの納期繰り上げ交渉に、襷苳さん達にあれやこれや文句をゆわれながらも調整する。
(手伝い強要含む)



商品があがったら、枚数報告もなく、廊下に放置されるから、ちゃんと気付いて、1階まで2.5階分の階段を何往復かして下げて、数を数えて、箱に詰め荷作りする。



在庫管理用の商品コードを駆使して、(得意先別のコードも駆使して)納品書を作る。
(短期に完納せーへんから商品コード大量発生の為、探すのに苦労する・・・)



裁断数が違うくて、上がり枚数が多い時もあるさかい、そん時は襷苳さん達に確認する。
(これも、不良やからとか、知らん顔とか、裁断屋がちゃんと裁断せーへんから商品にならんから枚数合わんとか、文句タラタラを聞きながらな)



因みに、放置されんのが運送屋がくる15分~5分前の為、時間と戦いながらの作業。
(襷苳さん達は自分達のやりやすい用にバラバラに縫製たたみするさかい、納品書作るのも一苦労)



無事に出荷出来たら、得意先に納品書の控えと送り状の控えをファックス。



角橋さんに命令された出荷一覧ノートに、日付け、得意先名、商品名、出荷数、発注書ナンバー、残数を書き込む。
(今に至っては誰も見ーひんけど、真面目なうちは続けとる。せーへんのに、止めたら文句ゆわれるからな)



残数が数枚になったら、襷苳さんに不良かどうかもしくは直して出せるのかを聞く。
(これも文句タラタラやで)



無事に完納になったら、組立てに未納を完納に変更入力し、在庫管理用の商品コードも完納の分類コードに変更する。(その際、納品書にも完納と記載する。)



ファイルから抜き、発注書に完納と書き、クラウドに入れ、紙の発注書は捨てる。



内職さんの伝票は遅れてくるから、大体枚数を計算して終わったな思おたら、原価を出して、完納を出した原価に書き変える。
(完了とかも無しやからな)



出た原価を販売ソフトの売上の原価欄に入力する。(この時、締め切ってたら締めが外れる仕様やさかい、遡って締める。そうせな、最新で締める時警告が出てまうし、それを無視して締めたら月やのーて締めのくくりが一括になってまうから注意。)



全部終わったら、在庫管理用の商品コードの無効にする。(仕様で削除が出来ひんからな)
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