就職した会社がめっちゃカオスな件について
またある時の月末は、無計画の襷苳さんが納期をずらしにずらしたあげく得意先に何とか月末まで納期を延ばしてもらった時の話や。


襷苳さんが社長に忙しいから納期間に合わんと怠慢を隠して嘘を付き、社長命令うちに手伝いを強制。

…襷苳さんの嘘はもう慣れっこやからスルーな。



で、こん時の締めも前(Chapter15参照や)と同じ状況でな、締めるんは一週間後の休み明けや。


前は、うちが日々コツコツ努力しててもあんなんやってん。


やから、この一週間でやらなあかんことは山程ある。

一ヶ月売上日ずれたら入金もずれるからな。はよするに越したことは無いねん。


それに何より売上しな締められへん。
(見積書あるんはええねんけど、無いのは原価出さな社長は売価決められへんねん。)


そんなんで、諸々懇切丁寧に説明しても社長曰く、



「そんなんより畳み優先や。間に合わんかったらどうするんや?伝票入力や締めなんてパッと出来るやろ。」
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