就職した会社がめっちゃカオスな件について
応接室に入ると、


生理的に無理な顔が声が雰囲気が、



何やら更に更にパワーアップしとる。





んで、ほんま周りを考えん自分の都合ばっかなやっちゃなと思いながら、座る。





ほしたら、第一声。




「自分、臨機応変に出来てると思っとるか?目標にするゆうたやんか。全然出来てへんで。」





・・・・・・・・・。







「会長がな、あんな怒るなんて、自分異常やで。みんな、不愉快になっとるんや。」





・・・・・・・・・。






「なあ、分かっとるんか?みんな、笑顔でやっとるけど、腸が煮え繰り返っとるんやで。」





・・・・・・・・・。







「掃除かて、ちゃんとやっとるんか?なあ?みんなは気付いてやっとるんに、それを気付かんのは、頭おかしいやろ。」





・・・・・・・・・。







「それに暗い、心が暗いねん。どうやって育ったらそうなるん?なんで改善出来ひんの?」





・・・・・・・・・。








「ずっと見てきたけど、もう無理やわ。イチからニやサンへ教えるんは簡単や。けど、お前の場合はゼロや。ゼロからイチにすんには並大抵の努力や無理や。」





・・・・・・・・・。







「みんなな、お前を育てる為に、お前の成長の為に、お前の為に、女として社会人として、ちゃんとしてやろうとしとんのに。時給だって、そんなんで上げられるかいな。なんでそれが分からんのか、理解に苦しむ。」





・・・・・・・・・。







「改善点が分からんようやったら、もう無理やから。どこ行ってもこんなんやったら無理や無理、絶対に無理や。もう人としてあかんわ。」





・・・・・・・・・。







「12月、まあ今年中やな。それまで待ってやるわ。年明けからは、人入れて時間も減らすからな。いままでの、みんなにしてきた、気分が悪なる自分捨てて、心入れかえて、やる気、あるんか?」
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