゚+* ベルガモスレッド *+゚
「ちょ、ちょっと……カギ渡してよっ!!!!」



「嫌よ。私にとってあなたは邪魔なの。

これでサンは私のものね。」



そう言って鼻で笑い、外に向かって歩いていく。



「ちょ、ちょっと、カ、カギ…。」


そう叫んでも、部屋に私の声が響くだけだった…。




爆弾なんて、冗談じゃない。


どうせ、ただの首輪なんでしょ?


私が見えないからって…脅してるんでしょ?




そう思い、必死に首輪を引っ張る。



「もうー、はずれてよーっ!!!!」



だけど、どんなけ引っ張ってもはずれない………。




そして、ふと目の前にある鏡に自分が写る。







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