無口無表情
始まり

入学式

「ママー!早くー!」
玄関で叫ぶ私小林美穂は今日から中学生。
なぜ叫んだかと言うと・・・そう今日入学式なのです。もう遅刻寸前。
「ママ、遅い!遅れちゃうよ!!」
「ごめんごめん、支度に時間かかちゃった」
「まったくだ!」
そんな会話をしながら車で学校に移動した。

〜学校〜
「じゃ、頑張ってね!」
と言ってママは違う教室で待機。
ガラガラ
教室に入ったら皆はとっくに席に座っていた。
どうやら私が一番最後だったらしい....。
私も遅れて席に着いた。
「では、もうすぐ入学式が始まります。皆廊下に出て名簿順に並んでください。」
クラスの担任本間先生の指示で皆が移動した。
うわー、入学式緊張する...。ちゃんと返事できるかな?皆の前だけは恥をかかないようにしないと。そんなことを思いながら体育館に向かった。
入学式が始まった。
生徒の名前を順番に言っていく、本間先生。
もうすぐ私の番だ!
「....小林美穂」
「はい」
声は小さかったけど言えたからいいや。
それから入学式は進められ、最後1年生は退場して終わった。教室に戻って先生の話や明日の連絡をしてサヨナラをした。
「お疲れ!美穂の声ちゃんと聞こえたよ。」
ママは笑って言った。
「(苦笑)」
「中学生になったね〜」
「お陰様でなることができました。」
「明日から頑張るんだよ?」
「うん」
そうだ、明日から中学校生活が始まるんだ。
頑張らなきゃ!
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