Amarosso~深い愛~を召し上がれ♪


「レベル感が違うから、からかうのやめてくれる?
 アメリカに行った後も、がんがんに喰ってたらしいじゃない。
 こういうこと、そういう相手にして」


麗華はエレベータの壁に寄りかかって、階数表示を見上げていた。


誰がそういう“いらん事”を吹き込んだのか。


しかもアメリカに行った後も、の“も”っていうのはおかしくないか。


日本にいた時、素行は悪くない。


自分的には。


だがそれを言ったら、また何か色々と反論してきそうで怜士は飲み込んだ。
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