Amarosso~深い愛~を召し上がれ♪
結局、手に入れられなかった。
でも、これでいい。
彼女の安全が確実になったのだから。
奇妙なことにあの二人の言葉を信じていた。
大金が絡んでいるからか。
半分つながっている血の感覚か。
もちろん監視を怠るつもりは毛頭ないが。
結局、手に入らなかったが、それでいいだろう?
彼女の日々が守られるなら。
それが、出会った時からの変わらぬ望みだろう?
怜士はシートに頭を預けると、目を閉じた。