Amarosso~深い愛~を召し上がれ♪
怜士は無言のまま写真を封筒へ戻して、机の端に放った。
マウスに手を戻して、書類に再び目を通し始める。
下がれとも言われないし、雰囲気でも無いのに、ケビンはそのまま怜士の傍らに立ち続けていた。
「で?
調べはついているんだろう?」
ややして怜士は静かな声を出した。
「はい。
相手の男はモデルで、雑誌で共演した後、猛烈にアタックしているとか。
父親が外交官だとかで、宮内家と昔から付き合いがあるそうです」
「ふうん」
気のない返事をするが、頭の中は急回転しているのだろう。