Amarosso~深い愛~を召し上がれ♪


「ええ。
 父には以前、多くの女性の友人がいたようですね。
 今も、そうなりたい女性は多いのですが」


ティーンエイジャーとは思えない威圧感だった。


冷静に返しながら、皮肉を含めてくる。


足元に、ひれ伏したくなる雰囲気。


アイーシャは満足を感じた。


この頃、怜士はすっかり丸くなってしまった。


最愛の妻を得て、二人の子供にも恵まれ、事業も順調。


そうなったら後は転がり落ちるだけ。
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