恋時雨
2度目の告白
キスされたあたしは、顔を赤くしながら、康堵に聞こえないようにバカって言ってやった。

そして、顔をあげて康堵を見ると...

「麗奈、顔赤い~」

そう言われた。

「うるっさい!」

そう言って、あたしは康堵の背中を叩いた。

「い゛でっ」

康堵はそう言いながら、叩かれたところをさすっていた。

そんなに強く叩いてないんだけどなぁっ。

「お前って、暴力的だな。あ?攻撃的っつーの?」

「ふふっ。」

「笑うなぁっ!!てかさ、お前...。強すぎだし。」

そう言って、康堵は軽く笑った。
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