夢魔~残酷な悪夢の世界へ~(リメイク&新章追加済み)

「あ~確かに…それもそうか?
じゃあ、何て呼ぼうか?」

「…恭子…名前で呼んで欲しい…」

「そう?じゃあ、恭子ちゃんかな」
ニコッと微笑む。

「…うん。」
頬が赤くなる吉田恭子。


あなたに名前で、呼ばれるのは…嬉しかった。

特別な感じがして…

なのに
あなたにとったら私は、特別でも何でも無かった。


その後
私が見たのは、楽しそうに手を繋いでる須賀君とその彼女。

悲しかった。

私は、親に気味悪がられて…

病院に行かされてるのに…

何で?

< 122 / 269 >

この作品をシェア

pagetop