秘め恋*story4~病室で…~
私が理解するまでに、先生はどんどん私を追い詰めていく。
「せんせ…好き…?」
「悔しいけど、どんどん美奈に惹かれてる。
…小学生だったのに、」
そこまで言うと、先生の指が私の頬を伝い、唇に触れた。
「こんなに俺を夢中にさせる女になった。」
「せんせ…」
どうしよ。先生の顔は、誰よりも艶っぽくて色っぽい。
私なんて、足元にも及ばないくらい。
「美奈。」
「ふぁい?」
私が返事をすると、先生の顔がもっとグッと近づいた、と思ったら…………
「熱、上がるだろうけど…キスしていいか?」
幻聴?ん?
「き…す?」
疑問符つきの私の顔を見た先生は、
フッと笑みを浮かべて、囁いた。
「まぁ、拒否権はないけどな。
今まで、俺に我慢させた罰だ。」
「…んっ。。」
そして、熱い唇が降ってきた。
もう、私………だめです。。
先生のとろけるようなキスの途中、私は意識を失うように夢のなかへと落ちていった。
ーーーーーーーーー
まぶた越しに眩しさを感じ、ゆっくりと目が覚めた。
朝だぁ。
「美奈ちゃん?大丈夫??」
「あ、大下さん。。」
声がした方向を見ると、大下さんが心配そうな表情で立っていた。
まだ少しだるい体を起こした。
駆け寄ってきてくれた大下さんに支えてもらってベットへ座った。
「大下さん、昨日はありがとうございました。
助けていただいて。本当に助かりました。」
「もう。びっくりよー。酔っぱらいかと思ったら、美奈ちゃんなんだもん。」
「本当にご迷惑をお掛けしました。」
「ううん。大したこともなくて良かったわ。
何かあったんだろうけど、話すのは私にじゃないわよね。」
「え?」
そう静かに言った大下さんが、こそっと教えてくれた。
「古谷先生、ここのところ忙しくて少し仮眠をとってたんだけど、美奈ちゃんが運ばれて来てからすごく心配してずっと、朝方まで付き添ってたのよ。」
「先生が…」