雪系男子のゆうちゃん





完全に女顔なゆうちゃんは、ちゃん付に対するダメージが大きいとみえる。





「何でも。」




え、絶対何でもよくないじゃんその顔。


めっちゃ何か言いたそうじゃん。笑





「私は結城 絢香。


なんて呼んでくれてもいいよ。」




とりあえずこの可愛いゆうちゃんと接点を作りたくて、


そう教えると、無表情で「わかった。」と答えるゆうちゃん。



どーでもいいとか思ってそう。

あー、可愛いです。



大好きです。



何て呼ぶんだろ、私のこと。




結城さん?結城?


何でもいいよもう、結城野郎でもいいよ、


こんなイケメンに名を呼ばれるならば。





そして思ったことを素直に言わないのは、ゆうちゃんなりの優しさだと捉えておきます。




ということで、高校1年の春


恋愛には縁もなかったさすがの私も


一目惚れするような美少年との恋物語のはじまりはじま…____








「結城!結城絢香!



噂の金髪ヤンキーは、結城絢香って言うんだって!」





おいこら誰だよ私の青春のスタートをぶちのめすクソ野郎はぁぁああ


私を見るゆうちゃんのカオが完全に引きつってるじゃねぇかあぁぁぁあ







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