月の華
ガチャリと音を立てて鍵が開く。
「ジェミニ今日アウス(お爺ちゃん)の所に行ったんだってね。」
「えぇ。」
「あ、それと夕食運ぶの手伝ってね。」
ニッコリ笑顔で言うマーテルは穏やかだった。
それに素っ気なく返事をして部屋に入った。
幾多輝く星たちが真っ暗闇の私の部屋を照らす。
リビングに再度戻り夕食を運ぶ。
食卓につき夕食を口に運ぶ。
何気ない動作なのに重たく感じる。
「違和感…________」