いつも恋して・・・
第6章
廉よりも1日早く日本に戻った秘書の伊藤は、出社してスグに社長室に報告に向かった。


「よくやってくれたな~お疲れ様!!」


「恐れ入りますm(_ _)m」


社長からの労いの言葉をもらった後Nyでの報告をすべてした。


梨佳子の存在のみを省いて・・・・


「スミス氏とは親密なお付き合いもできたようだね!すごい進展だよ~会ってもくれなかったのに~」


「あっ・・・ハイ」


「・・・・。」


「君も疲れただろうから今日はゆっくり休んでくれよ!」


「明日専務が帰って来たら忙しくなるだろうから、また力を貸してやってくれ!」


伊藤は報告の後半休をもらい退社した。



♪~♪~


「ちょっと来てくれるか・・・」


社長秘書が呼ばれた=3


「NYでの専務の動向を調べてくれ!」


「はあ・・・。」


「ハイ。」


社長はスミスの言った素敵な秘書・・・の言葉の意味が気になってしょうがなかった。


『伊藤からは何も響いてこない・・・』


「素敵な秘書って・・・・(?_?)」


NYでの大きな取引の成功とスミスの親密感・・・父である社長は息子のNYでのやり取りに非常に興味を持たずにはいられなかった。


廉と梨佳子は一緒に過ごしたホテルを後にした。


飛行機の中ではずっと手をつなぎ・・・


「明日から一緒に寝れないって寂しい・・・(;0:)」


「・・・(^-^)子供みたい・・・就任式が終わるまででしょ~忙しいのは!」


「その後はスミス氏の取引が始まる(TOT;)」








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