願い屋

「気づいたようだな。

そう、お前の願いは三つだ。

ここは願い屋だ。お前みたいな生まれ変わりに失敗したやつが来るところ。」


「生まれ変わり…？」


「そう、お前はあの時地縛霊になっただろ？」


「な…なんでそれを…」


「…なんていったらいいんだろ。
まあ、簡単に言えば俺は神の使いってとこか。」


神の…使い…？


「お前は本当はまだ地縛霊であの部屋にいるはずだった。
だが、お前の願いはあまりにも思いが強すぎた。

…お前はあいつの何になりたかった？
」