俺の大嫌いなあの子





早速エプロンをつけ出す美羽



その手を止める





「今日は俺が作るから」


「え?うそ!和也作れないよね?」


「ばーか、朝ごはんくらい作れるよ」




そういうと安心した顔でソファに座りに行く美羽






エプロンをつけ終え、キッチンに立つ


すこし緊張してきた(笑)




するとソファから視線を感じる






ソファの方を見ると、美羽が背もたれに顔のっけてこっちを見ていた





「ん?なに?」




「いや…なんでない!」




そういってTVの方を向いてしまう美羽





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