俺の大嫌いなあの子
いつもふわふわ笑ってふざけてばかりの智
そんな智からは考えつかないような低い声と真剣な眼差しに思わず息が詰まる
「美羽は今日自転車にぶつかって腕を骨折しただけだと思ってた
でも夕方病室にはいったとき美羽は俺の方をみて
だれ?って聞いてきたんだ
そのあと医者を呼んで検査をしてもらった
そしたら、美羽は頭を強く打って脳にダメージを受けたみたいで
記憶を失っていた
幼なじみの俺のことも忘れてたんだ
和也のことは覚えてるんじゃないかって思ってた
でも美羽は…」