俺の大嫌いなあの子




「ほんとになんでもないのか?」



智は美羽の目を見つめる





「うん、なんでもない
はやく寝よーよ。」





そういって二人は二階に上がってしまった








(あぁーなにやってんだよ、おれ。)



頭をくしゃくしゃにして溜息を吐く



ついやっちまった。。



でもきっとこれで俺の気持ちに気づいたはず





もう一回振り向いてくれますように。







俺はそう願い自分の部屋へむかった








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