戦いの果てに得るもの…
プロローグ
2＊＊＊年５月…

今、地球が歩んでいるときだ

かつて栄えていた科学文明も滅び、今では医学の知識しか我々の記憶にはない

今、我々が生活しているこの星はかつての平和など微塵も残らぬ過酷な地

かつての人々はこの星のことを"地球"と呼んだ

だが、今我々はこう呼んでいる


"地獄世界"


2012年に滅ぶと言われていたこの星はその後も様々なことを予言されていたが、今もこうして我々を乗せて廻り続けている

「強いものだけが生き残る」

このスローガンを掲げた政府によって様々なものが開発された

人を丸飲みに出来る大きさのトカゲ

鮫を補食するカモメ

身の危険を感じると巨大化するネズミなど

様々な生物兵器を創り出した

この国"日本"は最強だと言われ続けてきた







…あの事件が起こるまでは
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