俺たちの妹
テスト終了後

司side…

彼方からみぃを病院に連れて来たと連絡があった。

昨日も点滴受けたくらいだったから、あまり体調良くなかったんだろうな…


ガラッ

「司いる~?」

彼方のゆるい掛け声に気が緩みそうになった。


「いるよ。彼方、お前緩すぎて、拍子抜けしたよ」

「そうか〜?
まぁ、今は緊急性がないからかな」

笑いながら後ろを向く彼方。

視線の先には、葵に抱かれたみぃがいた。

「葵、運んでくれてありがとう。
ベッドに寝かせてくれていいよ」

「ちょっと待って」

「どうした?彼方」

「みぃの体重軽すぎるんだ。
前に計ったのいつ?」


軽すぎるって……

元から軽いよみぃは……


「前の入院の時だよ」

「じゃぁ、ひと月は経ってるな…
体重、みぃが眠ってる間に計っておいた方がいいと思う」

こういう時の彼方の勘は冴えるから、従うのがいい。


「分かった。葵、そのままここに乗って」

体重計を指差す。


「はい……」


険しい顔をしている葵。

みぃを抱き抱えてる葵は、軽さを実感しているんだろう。
< 362 / 702 >

この作品をシェア

pagetop