俺たちの妹

暫く側にいたが、起きる気配がないので、そっとみぃの部屋を出た。




俺は、美晴が食べれそうなお粥を用意しておくことにした。


食欲があるかは微妙なはところだけど……




俺はたまご粥を作ることにした。

たまご粥はみぃが好きなお粥の一つ。


お粥はすぐに出来たけど、美晴は起きて来ないな……



pipipipipi……

突然、携帯が鳴り出した。

呼び出しか?

携帯の表示を見ると、兄貴からだった。


〔もしもし〕
〔あ、日向。みぃは大丈夫?〕

兄貴も心配してたもんな。

〔途中で人酔いしたらしくて、今はもう家に居るよ〕
〔大丈夫なのか?〕
〔帰る途中で、2回戻したからぐったりしてる〕
〔そっか…人酔いして車に乗ったら、そりゃ、気分悪くなるよな……〕
〔でも、乗らなきゃ帰れなかったし……〕
〔まぁ、仕方ないよな〕
〔今は?みぃどうしてるの〕
〔部屋で寝てるよ〕
〔そっか…司は?〕
〔桜と葵の試合最後まで観てくるって〕
〔みぃが気にしない選択だな……流石主治医なだけあるな〕
〔ほんとに。美晴のこと良く分かってくれてるよね〕
〔俺はまだ帰れないけど、司来たら連絡欲しいんだ〕
〔わかった。来てくれた連絡入れるよ〕
〔じゃぁ、よろしくな〜〕
〔了解〕
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