少しずつ、見えるミライ
こみ上げて来るこの感情は何なんだろう。
嬉しいのか、困ってるのか、焦ってるのか、混乱してるのか.......
こんなに訳のわからない気持ちになったのは初めてだ。
一気にいろんな感情が押し寄せて来て、ただただ興奮している感じ。
深呼吸しても治らない。
説明のつかない気持ちがグルグル渦巻き、どんどん膨らんでパンクしそう。
だから、何も考えず、キャピキャピしてる理恵ちゃんの態度に、余計にイライラするのかもしれない。
あぁ、でも、ダメ。
あんまり考え過ぎたら、顔に出ちゃう。
だけど、「また来る」なんて言われちゃっただけに、やっぱりどうしても動揺を隠せない。
思わず溜め息をついた瞬間、誰かに後ろ側から袖を引っ張られた。
振り返ると、テナントとテナントの間にある柱の陰から、ひょっこり顔を出した沙苗ちゃんだ。
「見てみ。」
「へ?」
早苗ちゃんが指を差した方向には、珍しく暗い顔をして、俯いた彼が立っていた。
あれ? どうして?
もしかして.......
「さっきのイケメンって、もしかして元ダンナとか?」
「うん、そう。多分。」
「朝陽君、名前、知ってるんだ?」
「さぁ? わからない。」
「そうなの? でも、あのうろたえぶりは、知ってるようにしか見えないんだけど。」
「そうだね.....。」
「意識がどっかにトランスしちゃってるから、早く連れて帰って来ないと。」
「.....うん。」
嬉しいのか、困ってるのか、焦ってるのか、混乱してるのか.......
こんなに訳のわからない気持ちになったのは初めてだ。
一気にいろんな感情が押し寄せて来て、ただただ興奮している感じ。
深呼吸しても治らない。
説明のつかない気持ちがグルグル渦巻き、どんどん膨らんでパンクしそう。
だから、何も考えず、キャピキャピしてる理恵ちゃんの態度に、余計にイライラするのかもしれない。
あぁ、でも、ダメ。
あんまり考え過ぎたら、顔に出ちゃう。
だけど、「また来る」なんて言われちゃっただけに、やっぱりどうしても動揺を隠せない。
思わず溜め息をついた瞬間、誰かに後ろ側から袖を引っ張られた。
振り返ると、テナントとテナントの間にある柱の陰から、ひょっこり顔を出した沙苗ちゃんだ。
「見てみ。」
「へ?」
早苗ちゃんが指を差した方向には、珍しく暗い顔をして、俯いた彼が立っていた。
あれ? どうして?
もしかして.......
「さっきのイケメンって、もしかして元ダンナとか?」
「うん、そう。多分。」
「朝陽君、名前、知ってるんだ?」
「さぁ? わからない。」
「そうなの? でも、あのうろたえぶりは、知ってるようにしか見えないんだけど。」
「そうだね.....。」
「意識がどっかにトランスしちゃってるから、早く連れて帰って来ないと。」
「.....うん。」