チェンジ!
【 第3章 】

君を乗せて




‥‥次の日も同じように、俺と智也は学校へ向かった。
三日目ともなれば、慣れたものだ。



登校し、自転車置き場に自転車を置き、教室に向かう。
授業は寝て過ごし、休み時間はリョウ、ナオト、マサルと話す。


クラスの奴らの顔も何となく分かってきたし、
リョウ達との会話にも上手く入っていけるようになった。



部活も、さすがに名前は覚えられていないけど
先輩と同学年の区別はつくようになったし。

今日は、俺を含む初心者の1年生部員は球拾いと素振りの練習メニューだ。



部活も特に問題なく終わり、放課後となった。
俺もすっかり『智也』だな!


部室で着替え終わってリョウと一緒に部室を出る。

「‥‥あ」

リョウが突然、何かを思いついたように俺を見た。


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