教師とホストのマジな恋
私は勇気を出して聞いてみた。



もう怖いことなんてないと思うから。



「流星は私が毎日くる事のが迷惑かな。流星が嫌なら来るの辞めるから言ってね。」



流星がムッとした。


「今さら何を言ってるの。俺が来なくていいって言っても、お構いなしでもう1ヶ月近く来てるんだぞ。俺に付き合うのが飽きた。」


違うのに上手くことばに出来ない。



涙が溢れる。


流星が泣いてる私を見て驚いていた。



私は流星に背中を向け必死に泣いてるのを隠すと、流星が近づき優しく後ろから抱締める。



「ごめん。いつも雅を傷つける事ばかり言って、雅を思い出せなくて本当にごめんな。」



反則だよ。


そんな事言われたらなにも言えなくなるよ。


もういいから、もう思い出さなくてもいいから。









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