教師とホストのマジな恋

音楽の教師、雅

私はホストクラブで多くの事を学んだ。


学校という狭い世界しか知らないから。


お店からタクシーで二人で帰り、部屋に入ってからもずっと私から流星は離れようとしないない。


どこにも行ったりしないのに。


私は何処にも行くとこなどない。


早く休みたくて、お風呂に入ると流星も入って来た。


狭いバスタブに二人で入ってるから、身動きが出来ない。


はぁ。


もう、離れて。


「お風呂くらい一人でゆっくり入りたい。」


「駄目。」


嫌がる私をお姫様抱して、寝室に連れて行く。


離さないと言いながら、きつく抱きしめられた。


眠れないよ。









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